こんなダックスをご紹介しています。

こんなダックスをご紹介しています。

もうすぐ1歳になるシホちゃん。
昨日、横浜からお越しのお客様に大変気に入っていただいてご成約、そのままお迎えいただきました。

そのシホちゃんがパピーの頃の写真がこちら。

寝ぼけているのかちょっとぽよ~んとしていますが、めっちゃ可愛いですよね~!

シホちゃんは、パピーの頃兄弟で遊んでいる時に目に軽い怪我をして、そのまま様子を見ているうちになんとなく残留となりこの日に至りました。
ブリーダーさんもここまで育てているとすでに家族の一員ですからね、お客様からお話をいただいた時には私も本当に言いづらかったのですが、お客様が本当にいい人でしたので、シホちゃんの幸せを考えて泣く泣くお譲りいただきました。

ともあれ、このたびははるばる小豆島までご足労いただき誠にありがとうございました。
ここまで別嬪さんに育っていますので何の問題もないと思いますが、子育て等ご相談がございましたらぜひご連絡くださいね!

はらだ
シホちゃんが天命を全うするまでしっかりご相談させていただきます。

 

血筋を知っている事は本当に安心な事です。

シホちゃんの血筋は私にとっても思い入れがすごくありますので、この場を借りてちょっと語らせてください(笑)
まぁ、本当に語ってしまうと本一冊ぐらい書けてしまうのですが・・・

文才がないので、簡単に家系を説明しますと・・・

まずはママ犬のナツちゃん。

シホちゃんに甘えられていますが、お構いなく爆睡しています(笑)
ナツちゃんは少し人見知りをするのか、私がブリーダーさん宅に行くといつも遠巻きに「このおっさん誰やねん!」みたいな顔をされます。他の子たちが近寄って、害のないヘタレなおっさんと分かって初めて近づいてくるような子です。

で、そのナツちゃんのお父さん(シホちゃんの祖父)は、長野に居るのですが、JKCチャンピオンのアーサー君です。
このアーサー君はパピーの頃からよく知っています。

以前、長野にお邪魔した時にはすごく愛想良く尻尾フリフリで歓迎してくれたので、勝手に私の事を覚えてくれていると思い込んでいます。
距離もあるので滅多に会う事はできないのですが、アーサー君をご紹介したご縁もあって、長野のお里からはその成長具合やドッグショーでの活躍など、マメにお聞きしています。

ちなみに、そのアーサー君と胴体(同じ時に生まれた兄弟)が我が家の愛犬ディーなんですけどね。
ちょっと親ばかですが、うちのディーのパピー画像もご覧ください。

成長して、ヘラヘラ小僧になりました。(笑)

いや、ほんとみんなかわいいんです!
おっさんが言うとキモイのですが、ラブリーそのものです。

子犬の頃は素人目で見ると、どんな子でも無条件にかわいく見えるので、パッと見だとその違いが分かりにくいんですよね。
子犬独特のかわいらしさに目を奪われて、無条件に受け入れてしまうみたいなところがあります。

でも、成長するとだんだん差が出てくるんですよね。

そのディーとアーサー君の父親(シホちゃんの曾祖父)が、かの幻の名犬ミルキーウェイの実子、本人もインターナショナルチャンピオンとなり、現役当時はクリームのダックスでは日本一と言われた名犬ミルキーさんです。
私がミルキーさんと出会ったのはもう9歳だったのですが、その神々しい姿に思わず平伏してしまいました。

9歳にしてこの目力!
写真では伝わりにくいのですが、そのオーラを例えて言うなら「もののけ姫」に出てくるシシ神様のようでした。

「すまんが、肩でも揉んでくれんかね?」

と言われたような気がして、謹んでマッサージをちょこっとさせていただいた記憶がございます。

 

そして、シホちゃんのパパ犬ちゃんはガクくん。


ガクくんのパピーの頃の画像を貼り付けたのには理由があって、実は私、ガクくんが生まれる時に立ち会ってしまったのです。
まぁ、その時の顛末を話し出すとまた長くなってしまうので、今回のブリーダーさんの物語としてその時の様子もブログ記事に書いていますので、よろしければこちらもご覧ください。

 

そのブログ記事にもありますが、ガク君の母犬(シホちゃんの祖母)がコウちゃん。

別嬪さんでしょう?

コウちゃんもパピーの頃に今回のお里にご紹介させていただきましたので、当然パピーの頃から知っていますし、画像がないので割愛しますが、その両親や元々のお里も知っています。

こうして、両親や祖父母、曾祖父母あたりまでかかわっていると、皆さんに子犬をご紹介するのも本当に安心なんです。
最近は関東のブリーダーさんあたりでPRA(遺伝性網膜萎縮症)の検査が流行ってて、「うちの子はPRA検査済なので病気も安心!」なんてやっていますが、もちろん検査をするに越したことはありませんが、それより、この目でその血筋を見てきた経験の方がずっと安心できます。
何せ、リアルに遺伝的な病気(PRAに限らず)にかかっていない血筋である事を知っていますからね。

ただ・・・
どうしても思い入れが出てしまいますので、ついお客様に熱く語ってしまうのが玉にキズなのですが・・・

そのな時はオヤジギャグで誤魔化しますので、ご容赦ください(笑)

 

やっぱり血筋は伊達じゃないですよね!

ずっとブランシアンをチェックされている人にはすでに耳ダコだと思いますが、先ほども書いたように本当に成長してから差が出てくるものなのです。

例えば被毛のエレガントさや、胸の張り方、体長と体高のバランス・・・
お顔は好みですが、ダックスらしい愛嬌のある、それでいて凛とした整ったお顔になります。

どの犬もそうですが、健康上の理由も含めてベストな形というものがありますからね。
人間でもそうでしょう? 姿勢の悪い人はやっぱり病気しやすいですよね。

性格も、当然何代にわたって訓練されてきた家系ですし、その中でもチャンピオンになるという事は、きちんと審査されている事ですからね。

例えばダックスって一般的には吠えてうるさいなんてイメージがあると思いますが、あれは育て方というより、血筋が半分以上なんですよね。
血筋の良い子は、さすがに歓迎のあいさつはしますが「そこにいるの?」と思うくらいずっと静かです。

量販店さんなどは大きさや体型、性格までも飼い主さんの育て方を理由にしますが、
やっぱり血筋がモノを言うというのは、実際何百頭もお世話させていただいた実感ですね。

やはり血筋は伊達じゃないという事。

なんでもそうじゃないですか?
例えば、ルイ・ヴィトンでもロレックスでもいいです。ブランドの本質を理解している人は「単なるブランド思考でしょ」なんて言わないですよね。ちゃんと知ってるから。

犬の世界も同じだと思いますよ。

ただね、こういう事を語り出すと、生き物を差別しちゃいけない!なんて怒る人がいますし、不快に思う人もいると思います。

確かにそうなんです。どんな子もかわいいのは間違いありません。
だから、どこかからもらってくるとか、保健所からかわいそうな子を引き取ってくるとか、
それだったら、ぜんぜん考えなくてもいいと思います。

でも、お金を払って子犬を買うなら、当然価格の根拠が必要です。

それは、命の売り買いじゃなくて、それにかかわってきた人の努力や経費に対する対価だと思って下さい。

だから、堂々と

どうせお金を出すんだから、本当に心身ともに良い子犬を迎えたい。

でいいと思いますし、
今後、十数年一緒に暮らす家族を選ぶわけですから、たかだか数万円を妥協することなく、本当に素晴らしい子犬を選んでもらいたいと思うわけです。

実際に暮らしてみると分かりますが、「やっぱり血筋の良い子は違うなぁ」と思われるはずですよ。

なにしろ、私自身がリアルに体験してますから。

はらだ
これからも、私が安心できる子犬をご紹介します!

すぐに笑いを取ろうとしてしまいますが、子犬をお探しの方はぜひ会員登録のうえ、お気軽にご相談くださいね!